リピート
ループもの2さつめ。
帯に『リプレイ』と『そして誰もいなくなった』のあわせ技って書いてあったけど、まさにそんな感じ。
大学生の主人公が10ヶ月前にタイムリープさせてくれるっていう謎の男に誘われて他の人達とタイムリープしたら大変なことに!みたいな話。
『リプレイ』とは違ってループを何度も繰り返すってわけじゃないんだけど(何度も繰り返してるのは謎の男の方)、やり直し時にギャンブルで一儲けしようとするのは同じ、っていうか、多分誰もが考えることだよね。あと、作中で『リプレイ』を読むシーンもでてきます。
それにしても、乾くるみの本はコレとイニシエーションラブしか読んでないんだけど、両方とも主人公が節操無くていい感じに修羅場になるので、そしてその描写が妙に生々しかったので、読んでて非常にハラハラしました! 他の作品もそうなのかな?
- 作者: 乾くるみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/11/09
- メディア: 文庫
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